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ミリタリー

◆艦上戦闘機
・九七式艦戦 ・零式艦戦21型 ・零式艦戦52型 ・零式艦戦52型丙(六◯一空) ・零式艦戦53型(岩本隊) ・零式艦戦62型(爆装) ・紫電改二 ・烈風 ・烈風改 ・震電改 ・Bf109T改 ・Fw190T改
◆艦上爆撃機
・九九式艦爆 ・彗星 ・彗星一二型甲 ・Ju87C改
◆艦上攻撃機
・九七式艦攻 ・天山 ・流星 ・流星改
◆艦上偵察機
・二式艦上偵察機 ・彩雲 ・景雲(鑑禎型)
◆水上機
・零式水上偵察機 ・瑞雲 ・瑞雲12型 ・零式水観 ・晴嵐 ・紫雲 ・九八式水上偵察機(夜偵) ・Ar196改
◆陸軍機
・カ号観測機 ・三式指揮連絡機(対潜)

艦これでは「艦上戦闘機」「艦上爆撃機」「艦上攻撃機」「艦上偵察機」「水上偵察機」「水上爆撃機」の6ジャンルの航空機が艦娘たちの装備として登場する。

艦上戦闘機

九六式艦戦

出典wikiwiki.jp

九六式艦戦

対空+2
一部空母の初期装備。艦これ登場の戦闘機中最弱なのであまり出番は無い。
翼に書かれている「報國」の文字は国民の寄付で購入された機体であることを示す表記。

三菱 九六式艦上戦闘機

日本航空機史のエポックメイキングとなった高性能戦闘機。1935年初飛行。開発は三菱航空機。設計は後に零戦を開発する堀越二郎。
九六式艦戦の成功で日本の航空機設計が初めて欧米と並ぶトップレベルのものとなった。
高い運動性能と高速性を併せ持った機体で、日中戦争において米国製機を装備した中国空軍は九六式艦戦に全く歯が立たなかった。
太平洋戦争時には旧式化。前線の機体は零戦に代わっていたが、後方部隊や練習機として終戦まで使われた。
ちなみにスタジオジブリ「風立ちぬ」で主人公が設計した逆ガル式(翼がW字に折れ曲がった形式)の九試単座戦闘機は九六式艦戦の試作型。

零式艦戦21型

出典wikiwiki.jp

零式艦戦21型

対空+5
ゲーム序盤から中盤にかけて制空戦闘の主力となる装備。

三菱 零式艦上戦闘機二一型

出典plane.boo.jp

三菱 零式艦上戦闘機二一型

辞書にも掲載されるほど有名な太平洋戦争を象徴する戦闘機。
1939年初飛行。開発は三菱重工業。設計は堀越二郎。
軽快な空戦性能と当時の常識を超えた航続距離が特徴。また速度や武装も1940年当時の最高レベルであった。反面、防弾性能がほぼ皆無であり最大の弱点であった。
戦争序盤は向かうところ敵なしの強さを誇った。しかし戦争中盤以降、米軍の対零戦戦術の進化や高性機投入によって劣勢に立たされることとなる。
ちなみによく間違えられるが「二一型」の読みは「にじゅういちがた」では無く「にーいちがた」である。

零式艦戦52型

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零式艦戦52型

対空+6
中盤以降の主力制空戦闘機。紫電改二や烈風のレア機が揃うまではこの機で戦うことも多いはず。

三菱 零式艦上戦闘機五二型

出典rental-k.net

三菱 零式艦上戦闘機五二型

零戦の後期改良型。エンジンの変更や翼の長さを短くするなどの改良で速度や急降下性能が向上している。五二型の更なる改良型として五二甲型、乙型、丙型があり、これらを全て合わせると零戦の中で最も多く生産されたタイプとなる。
性能は改善されたものの、対峙する米軍の戦闘機F6FやF4Uは更に上を行く進化をしており各地で苦戦を強いられることとなった。その結果レイテ沖海戦以降は特攻機として使われることとなってしまう。
なお「五二型」とは「機体は5番目、エンジンは2番目の改良形式」という意味である。零戦には二一型、三二型、二二型、五二型、六二型、五三型、六三型などのタイプが存在する。

零式艦戦52型丙(六◯一空)

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零式艦戦52型丙(六◯一空)

対空+9、命中+1、回避+1
零戦52型の武装、防弾性能を向上したタイプ。対空+9とかなり優秀で命中、回避も補正があるため好みで烈風と使い分けられる。

三菱 零式艦上戦闘機五二型丙

1944年10月から生産開始された機体。
13.2mm機銃×3(機種×1、翼内×2)、20mm機銃×2(翼内×2)を装備し、全零戦のタイプ中最も重武装である。また操縦席後部の55mm防弾ガラスなど防弾性能も向上した。しかし52型と比べ重量が200kgも増加し、零戦本来の軽快な空中性能は失っている。
写真は知覧特攻平和会館で展示されている五二型丙。

零式艦戦53型(岩本隊)

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零式艦戦53型(岩本隊)

対空+12、命中+2、索敵+3、回避+4

三菱 零式艦上戦闘機 五三型 (写真は五二型)

零戦五二型丙は防弾装備や火力を増強したことで重量オーバーとなっていた。これを補うためエンジンを水エタノール噴射装置付きの栄三一型に強化するとして計画されたのが五三型である。
生産の遅れる雷電、紫電を埋める戦闘機として期待されたが、レイテ沖海戦に対応するため五二型の不具合解消、改良に人員を振り分けたため、計画は一時停止となった。その後、再度計画がスタートしたが、零戦六四型の開発が進んだことや、紫電改、烈風などの後継機も目処がついたため終戦までに生産されることは無かった。

零式艦戦62型(爆装)

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零式艦戦62型(爆装)

爆装+4、対空+4、対潜+3
制空、爆撃をこなせる機体。万能戦闘機ととるべきか、器用貧乏とるべきか・・・。

三菱 零式艦上戦闘機六二型

零戦五二型に250kg爆弾懸架装置を装備、機体構造を強化して爆撃も可能としたタイプ。
重量が増加するため本来であれば出力を向上したエンジンを搭載するはずであった。しかし、開発の遅れにより出力不足のエンジンを搭載したまま終戦まで生産され続けた。
太平洋戦争末期に登場したため、運用方法としては特攻として使われることも多かった。また部隊によっては500kg爆弾を搭載した例もある。

紫電改二

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紫電改二

対空+9
高い制空性能を持つ戦闘機。レア度は高いが高難易度海域に望むためにはなんとか揃えたい機体。

川西 紫電改二 (写真は紫電改(紫電二一型))

戦争末期に米軍機と互角に戦えた数少ない機体。
1942年2月に初飛行した「紫電」の二一型以降の機体を俗に「紫電改」と言う。零戦の二倍近い大馬力エンジンに4丁の大口径20mm機銃、自動空戦フラップなどを装備した迎撃用陸上戦闘機。
紫電改二は13mm機銃を2丁追加した重武装型の三一型の艦上戦闘機型。試作2機が作られ、空母信濃への発着艦実験に成功した。
海軍機体の新鋭機であったが、戦況の悪化や生産体制、整備状況の悪化で思うようには戦えなかった。しかし戦後米国の調査では米軍のどの機体も紫電改には勝てないと証言するパイロットも出るほどの優秀な戦闘機であった。

烈風

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烈風

対空+10
イベント機を除き最高の制空性能を持つ機体。高難易度海域でも烈風を揃えられれば制空権を優位に進められるだろう。

三菱 烈風

間に合わなかった艦上戦闘機。1944年5月初飛行。設計は堀越二郎。
零戦の後継として開発が進められたが、零戦の改良や局地戦闘機雷電の開発などによる多忙、エンジン不具合頻発などにより開発は遅れた。ようやく完成した機体もエンジン不良で零戦以下の性能しか発揮出来ず、一時は開発中止とされる。その後、エンジンを三菱製のものに換装したところ計画値通りの性能を発揮。すぐに量産へと取り掛かるが、空襲や東海大地震の影響でわずか8機の生産のみで終戦を迎えた。
高性能機ではあったが、実戦参加出来た頃には米国にF8F戦闘機が揃っていたはずで、対抗出来たかは怪しい。登場が遅きに失してしまった機体。

烈風改

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烈風改

対空+12
烈風の上位版。イベントのみで入手可能な機体。

三菱 烈風改 (写真は烈風試作三号機)

1944年、米軍の高性能爆撃機B29に対抗するため、開発中の烈風を高高度迎撃用に改造することとなった。この機体は烈風改と呼ばれ、翼内に30mm機銃×4、胴体内に30mm機銃×2を装備する超重装備の機体だった。
烈風と同じく、こちらも地震と空襲の影響で開発は遅れ、終戦時には試作一号機が完成間近という状態だった。

震電改

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震電改

対空+15
脅威の制空性能を持つ戦闘機。イベントでの入手のみで開発での入手は不可能。
妖精さんが食べている明太子は開発会社が元ネタか。

九州飛行機 震電

九州飛行機によって開発された前翼式の戦闘機。1945年8月に初飛行。
零戦などと異なり、プロペラ側が後ろとなる独特の機体形状をしている。これによって大口径の30mm機銃を4門も積むことが出来るという利点があった。この重武装を活かし、防弾性能の高いB29を迎撃しようと計画された。しかし空襲によって開発は遅れ、初飛行は終戦のわずか12日前であり、全力飛行も出来ていない状態であった。
その独特の形と計画性能値の高さから架空戦記では人気の高い機体。艦これでは艦上戦闘機型として「改」が付けられているが実際には艦上機型はプランにも挙がっていない。

Bf109T改

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Bf109T改

火力+1、対空+8、回避+4
空母Graf Zeppelinの初期装備。艦これ初のドイツ製戦闘機。

メッサーシュミット Bf109T

ドイツ空軍の主力戦闘機Bf109の艦載機タイプ。
メッサーシュミット社の設計したBf109は1937年の初飛行ながら、エンジン強化や改良を続けることでWW2開戦から終戦までドイツ空軍主力であり続けた名機。生産数は3万機に上り、戦闘機としては歴史上世界一である。小型の機体ながら高速が持ち味。欠点は着陸の難しさと航続距離の短さ。
Tタイプは空母グラーフツェッペリン専用の艦載機として、翼の延長や搭載燃料増大、着艦フックの装備などを施した機体。グラーフ・ツェッペリンの計画中止に伴い、本機も少数しか生産されなかった。

Fw190T改

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Fw190T改

火力+2、対空+10、回避+2
Graf Zeppelin改の初期装備。

フォッケウルフ Fw190

Bf109の補助戦闘機として作られながら、大戦後期には主力の座に踊りでた万能戦闘機。
設計したクルト・タンク博士の方針により、戦場の過酷な環境にも耐えられる万能戦闘機として開発。将来の発展を見越した余裕のある機体設計と優れた生産性、整備性から前線で重宝された。また、液冷エンジンの多いドイツでは珍しく空冷エンジンを装備している。
低空での空戦性能はBf109を凌駕し、搭載量も多いことから戦闘爆撃機型も作られた。
後期には液冷エンジンに換装したD型や高高度型のTa152なども作られている。

艦上爆撃機

九九式艦爆

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九九式艦爆

爆装+5、対潜+3
ゲーム初期の艦爆。性能は艦爆中最弱だが彗星が揃うまでのゲーム初期では活躍出来る。
きつそうな顔をしている妖精さんは急降下する機体にしがみついているっぽい。

愛知 九九式艦上爆撃機

最も多くの連合国艦艇を沈めた急降下爆撃機。
1938年初飛行。開発は愛知航空機。
急降下爆撃とは素早く動く目標に爆弾を命中させるため、急降下しながら爆弾を投下する方法。九九式艦爆は急降下時に速度を抑えるため、翼の下にダイブブレーキを装着。また固定式の脚も急降下時の安定性を高めるためあえて採用している。
太平洋戦争初期には驚異的な戦果を挙げ、セイロン沖海戦では命中率80%という驚異的な数字を叩きだした。しかし中盤以降では旧式化が目立ち甚大な被害を被った。その生存率の低さから搭乗員からは「九九式棺桶」「窮窮式艦爆」などと揶揄され、末期には特攻にも使われた。

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